雪のミュンヘン雪のミュンヘン2004.12.22 到着したのが、午後5時過ぎ。 入国手続きを終えて、ささっと行動。 あとはスーツケースを受け取って、ガイドさんが待つ場所へ出て行くだけよ。 スタスタ階段を下りて。 ……?? どうも様子がおかしいぞ。 ここはどこ? スーツケースは?? 表示はドイツ語。 …読めない。 それに行く場所は、3Fなのに、ここは4F。 どこから降りるの? どうも国内線乗り継ぎ方面に出たらしい。 航空会社のカウンターもあるし。賑やかだし。 チ「変だね~。」 え「どこから行くんでしょう?」 夫「戻ってみたらいいかも。」…冷静。 そうだね。スタスタ階段を上る。 なんだ。こっちだ。 ちゃんと表示も出てるじゃないの。 私たちは、審査を終えてからまっすぐ進めばいいのに、 わざわざ右に行っちゃったのだった。なんで~? 旅の最初から、トンチンカンな行動をとる3人。 降りていくと、荷物はもうほとんど残って無くて、 私たちが最後から2番目だった。 ガイドさんに名前を聞かれ、そこでしばし待機。 すぐそばに、チョコレート色したラブラドールが、ご主人と一緒に待ち人。 おとなしくて、とってもいいこ。かわいいな。 一緒のツアーだった人は、70人の大所帯。 これだけの人数がいる団体行動は初めてかも。 チ「日本人の団体って暗い。」 おいおい。 それは、長時間のフライトで疲れているからだよ。 皆様無口。無表情。身動き無し。 元気がないからね。しかたないわ。 ミュンヘン空港は、明るくてお店もたくさんあって、快適な感じ。 チビ太は、夫とあっちこっち見て歩いている。 ドイツの人って背が高いとは聞いていたけど、本当に、とても高い。 182センチある夫が、並というか、小さく見える。 日本にいたら見失う事がないけど、ここでは人混みに紛れたらわからなくなっちゃうわ。 心しておかねば。うん。 ホテルまでは、バス移動。 ここがツアーのいいところね。荷物も一緒に楽々だ~。 空港のドアは大きな回転扉。 外気が入ってこないようになっている。 外へ出ると、そこはうっすらと雪が積もっておりました。 おぉぉ。寒~~。 耳がとれそうだ。 バスの窓から見える景色も、一面の銀世界。 週末から4日間雪が降ったんですって。 そういえば、出発前に天気情報で、 「ヨーロッパの寒気が移動してきたので、寒くなります」って言ってたな。 アウトバーンをとんでもないスピードで「ぶっ飛んで行く」バス。 クロスする道路を走っていく車も、まるで光る弾丸のよう。早すぎる~~! この早さで運転するために、ベンツやBMWはあるのである。 日本では、時に都内じゃ宝の持ち腐れってもんだわね~。 と、感心していたら、 突然大渋滞に。 2006年ワールドカップのためのスタジアム建設で、道路が1車線になっているんだって。 スタジアムは、真っ白に輝く巨大な建築物だったわ。 外壁に、旭硝子のガラス繊維が使われているんだって。 クレーンにまで、キラキラの小さな(?)ツリーが飾られていた。 ホワイトクリスマスになるのかなぁ。 ワクワクした気持ちを乗せて、バスはホテルに到着したのでした。 1日目その2静かな街へ |